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JR「野幌駅」北口真正面
自分の子どもの歯並びが悪いと感じたら、多くの親御さんはそれを何とかしてあげたいと思うでしょう。子どものうちに歯科矯正することには、さまざまなメリットがあります。
子どもの矯正治療は、大人になってからの矯正と何が違うのでしょうか?
子どもの矯正は、乳歯がある場合、歯並びのベースとなる顎の矯正をも見据えたものとなっています。
子どもの矯正は、6歳から小学校中学年までの一期治療と、小学校高学年から中学生くらいまでの二期治療に分かれます。一期治療では、顎の骨格の矯正が中心となり、二期治療では歯列矯正が中心となってきます。
歯列矯正は大人になってからでも可能ですが、実は子どもの時期から始めることでしか得られないメリットがあるのです。
一期治療と二期治療によっても、矯正方法が変わってきます。顎の骨格の矯正がメインとなる一期治療では、顎を矯正するプレートやマウスピースが中心となります。二期治療では、大人の矯正同様のブラケット矯正が中心となってきます。
大人の矯正治療と違い、小児矯正では「アゴの成長をコントロールして歯並びを整える」ことに重点を置いて治療を実施していきます。
子供の矯正といっても、審美目的の一つであるため、基本的には保険の適用範囲外です。しかし、顎変形症と認定された場合は、外科手術をともなった所定の治療プロセスを経ることで、保険の適用が可能となります。
アゴの成長を整える
抜歯の必要がない
歯やアゴの負担を軽減
スムーズな発音
虫歯や歯周病になりにくい
アゴの正常な成長がキレイな歯並びに繋がります。
人には通常28本の永久歯が生えてきます(“親知らず”は除きます)。
本来であれば、この28本が自然にキレイに並ぶようになっているのですが、現実的に見ると歯並びが悪くなってしまうケースが少なくありません。
つまり、何かが障害となっており、歯がキレイに並ぶことが出来ない状態が発生しているのです。
この障害を取り除いてあげると、歯は本来生えてくるべき場所にキレイに並ぶはずなのです。多くの場合、アゴの骨の劣成長に原因があります。
近年の子どもたちの傾向として、全体的にアゴが小さくなっていることが挙げられます。
食生活の変化が主な原因と指摘されていますが、アゴが小さくなったにも関わらず、歯の大きさは変わっていないため、歯が生えてくるための場所が不足して、いわゆる乱杭歯の状態となって歯並びが良くないケースが多くなってきています。
アゴの骨が正常に成長しないと、歯が生えてくるスペースが足りなくなります。
しかし、歯は生えてこなければいけませんので、本来生えてくる場所とは違うところから生えてきてしまうことになるのです。
スペース不足に陥った口腔内では、歯は正常な場所に生えてくることが出来ないのです。
長期の子どもの体においては、アゴの骨もまだ成長途中にあります。
このアゴの骨が劣成長に陥らないように成長を促したり、好ましくない方向への成長を抑制したりといった働きかけを行うことができます。
アゴの成長のコントールができることは、治療法の選択肢に幅が出てくることに繋がりますので、歯をできるだけ抜きたくないなどのご要望にも応えられる可能性が高まります。
例えば、なんらかの要因により乳歯が通常より早く抜けてしまうと、生じたスペースに周りの歯が移動して歯並びを悪くすることがあります。
また、通常よりも多い数の永久歯がアゴの中に埋まっていることが判明するケースもありますが、(過剰歯の埋伏)、このような場合でも適切に対応することで将来的な不正咬合を未然に防ぐことができるのです。
乳歯の頃、または歯の生え変わる時期(混合歯列期)にアゴの骨のバランスや大きさを整え、生えてくる永久歯のためにしっかりとした土台を作ります。こうすることで、永久歯をなるべく抜かないで歯並びを整えることにも繋がります。アゴの成長をコントロールしてバランスを整えていくには、オーソペディック(“整形外科的”という意味です)なアプローチをします。
狭いアゴを広く拡大する装置や、成長しすぎた上顎・下顎のバランスを取る装置などを装着して、全体的なバランスを整えていきます。アップル歯科では、個々の患者様の症状に合わせて、様々な装置の中から最適な装置を選択しています。
永久歯に生え変わる前に使うと効果の高い現役の歯科医師(矯正専門)が開発した矯正器具「歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)」です。「家にいるとき」と「寝ているときに」装着するだけで簡単です。
骨格的な上顎前突(出っ歯)、のために「出っ歯の骨格になっている」場合には、ヘッドギアで上下の顎の位置をコントロールして、上アゴの骨の成長抑制を行います。
乳歯が早期脱落した際の保隙・弾線を付与するための主線など様々な用途で用いる装置です。
前歯の歯列を整えたり、上アゴをやや広げるために用いられることが多い方法です。
歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)とは、永久歯に生え変わる前に使うと効果が高い、現役の矯正専門歯科医師が開発した歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)です。
柔らかく、取り外し可能ですので、安心・安全に矯正治療に取り組むことができます。
装着も「家にいる時」と「寝ている時」のみですので、お子様にも過度な負担がかかりません。
歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)は、歯並びが悪くなるのを予防するのはもちろんですが、「お口周りの筋肉バランスを整えて機能を改善する」という効果があります。
また、「舌のトレーニングによる正しい飲み込みや発音」などにも効果があり、お子様の身体全体を健康な状態に導くことを目的として開発された歯列矯正用咬合誘導装置です。お子様の以下のようなことでお悩みではありませんか?
歯並び
咬み合わせ
口呼吸
お口ポカン
発音が正しくできない
POINT01
小児(10歳頃まで)は顎の骨がまだ柔らかい時期ですので、歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)の効果が最大限発揮されやすくなります。
同じような矯正方法は、実は80年以上も前から行われていますが、歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)は新素材を使用して、より安全に、より効果的に改良を施した矯正方法です。
ワイヤーを使用する固定式の装置は患者さんによっては痛みが出ることがあると言われていますが、取り外しが可能なマウスピース式は一般的に痛みが少ないと言われています。
もし痛みがあれば自分で口の中から外すことができますので、余計な我慢をして体に負担をかけることがありません。
POINT02
歯並びだけではなく口周りの筋肉の機能を改善する訓練を同時に行う事が可能です。
学校に行く時には家に置いていきますので、見た目が気になりません。
取り外して歯みがきができますので、お口の中を清潔に保つことができます。
POINT03
たくさんのメリットがある歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)。早い時期に始めることで効果が高くなります。
お子様の歯並び・口呼吸・お口ポカンにお悩みでしたら、アップル歯科までどうぞお気軽にご相談下さい。
歯が生えるスペースの不足、生える方向の異常、生える力の不足などにより、永久歯が出てこれない状態のことを【埋伏永久歯】といいます。
上に挙げたように様々な要因がありますが、主因はやはり「歯が生えるスペースが無い」ということです。
【埋伏永久歯】と診断された場合、歯が生えるスペースを確保する治療(歯の移動、過剰歯の摘出、異常増殖した結合組織の除去など、咬合の発育を正常に導くための処置など)を行う必要があります。
これらの処置が遅れるほど、その後の処置がより困難なものとなり、場合によっては永久歯の抜歯にまで至る可能性もあります。
近年では上顎に発育異常が見られる子どもが多くなっています。そのため、下顎に比較して上顎の方が特に高い発現頻度となっています。
8歳くらいまでなら、アゴの骨を拡げる装置を装着することで歯が出て来ることが多いですが、生え変わりの時期に隣の乳歯を早めに抜歯して永久歯が生えてくる場所を作り、正常な位置に永久歯を誘導する方法も取られます。
いずれの方法も、永久歯が生えてくるスペースを確保するのを主目的としています。
生え変わりの時期に場所を確保してあげることで、その後永久歯が正常な場所に並んでいくことに繋がっていきます。
矯正治療に限らず、小児の歯科治療に際しては、虫歯治療のみではなく、萌出障害(埋伏歯)の予防と処置は重要です。
口腔内の健康は全身の健全な発育成長に繋がりますので、「うちの子の歯がなんとなくおかしいような気がする」といった場合には、放置せず早めにアップル歯科までご相談下さい。
また、稀なケースではありますが、過剰歯(通常より歯が多い)の場合や、歯牙腫(しがしゅ:腫瘍の一種)など病気の場合も埋伏歯が発生することがあります。
嚢胞などで出口がふさがれるなどの理由により、永久歯が出てこれない状態などもあります。
こういったケースですと、過剰歯の場合は抜歯が必要となり、歯牙腫など病気の場合には外科手術が必要となってくることもあります。
埋伏した歯がある状態では、両隣の歯が傾いたり隙間ができたりして歯並びや噛みあわせが悪くなり不正咬合や含歯性嚢胞の誘因となります。また、半埋伏歯の場合には周辺で細菌感染が起こりやすく、智歯周囲炎をはじめとする歯ぐき・顎の骨の炎症を引き起こす恐れもあるため注意が必要です。
放置するとさまざまな障害を引き起こす恐れがあるため、早期発見・早期治療を心がけることが大切です。
埋伏歯では、通常位置や方向に異常が見られ、埋まっている歯が周囲にある歯の根にぶつかり歯の根を溶かしてしまうこともあります。